ひとときの魔法

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夕暮れになると、窓辺の蝋燭に灯をともします。

欧州からやってきた蜜蝋は、ほのぼのと橙色。
日本の和蝋燭は、凛と卵色。
この小さな和蝋燭の命は20分。
電灯を消せば、マッチ売りの少女が見るひとときの夢のよう。

一年を丁寧に過ごしてきたことへの12月のご褒美。
やがて雪が舞い、ここを白く覆う。
冬のショップでは暖かい光と香気、湯気の立つお茶をご用意してお待ちしています。

萩尾エリ子 / simples