ひとひら灯して


キンセンカの花びらは、近くの農園で大切に育て、
摘み、乾かされた。
ミカンの皮は、毎日ひとりのスタッフがこつこつと刻んだ。

どちらも山盛り。
お茶になったり、ポプリになったり。
光の中でお日様のように輝く。

一日の積み重ねが光を見つける。
私たちの仕事は小さな光を探すこと。
あなたにも、私たちにも、柔らかな日差しが届きますように。

萩尾エリ子 / simples