風に乗って 2026年09月01日 掲載 ゆらゆらと揺れる大きな花。 草花なのに、まるで木のように空に向かって高く高く伸びた。 その名はスイートジョーパイ、ムラサキヒヨドリバナ。 瑠璃色の衣を持つミヤマカラスアゲハは、この花の蜜をこよなく愛する。 少女はこの草を、夏の自由研究に選んでくれた。 北米をふるさとにする薬草の、今日の小さな物語。 萩尾エリ子 / simples « 新しい記事 | 古い記事 »